Frau EDU 通信

by Elly
「まあ、私は大丈夫だけどね」
それは、ソウルサーチングワークショップ(以下、「SSW」)を申し込んだときの私。
その”大丈夫”という真意は、その時の本人も気が付いてないのだけど
臭いものに蓋をしたまま、私の人生問題ないですけど何か?と強がっている大丈夫じゃない大丈夫だった。
臭いものに蓋をしたまま、私の人生問題ないですけど何か?と強がっている大丈夫じゃない大丈夫だった。
Riecoさんの講座なら絶対間違いないと、どちらかというと講座の内容よりもRiecoさんへの信頼感で申し込んでいた。
それまでも「自分探し」的なことは自分なりにして来ていて、ちょっとずつ自分が見えてきていた実感が少しあった。
でも、講座の初日が近づくにつれて、自分の人生の大転換期が訪れようとしてた。
(その大転換期について話すとなると長編小説になるのでまた別の機会に。。?)
正直、もうすがる思いだった、このSSWに。
そんな状況で迎えた初日
まず初日の感想はこれだ。
“もう!!もっと早く知りたかったよ~~!!”
そもそも私はヨガは「体を動かす健康のための運動」だと思っていたのだ。
ポーズはヨガのごく一部に過ぎず、ヨガ哲学というものがあり、ヨガの目的というのは
心の波立ちを止滅することらしい。
はてさて、そんなことは近所のスポーツクラブに行ったときには教えてもらえなかったと思う…
思えば初日は、その「波立ち」さえも、ふーん?みたいな腑に落ちてない感覚だったかもしれない。
さらには、「ライフスキル」とやらも初めて聞いたワード。
え?WHOと経済産業省が定義している生きる技術?
もう鳩に豆鉄砲状態である。
人生まだまだ知らないことだらけ。
心理学×ヨガのアプローチ
この講座の面白いところは心理学とヨガ両方のアプローチがあること。
TA交流分析診断で自分の性格が数値化され、
さらには他人との数値結果の違いを明確に認識することで、
さらには他人との数値結果の違いを明確に認識することで、
なるほどこれがわたしの個性なのねと
今まで生きてきた中でなんとなく感じていたことが初めて明文化された感覚だった。
今まで生きてきた中でなんとなく感じていたことが初めて明文化された感覚だった。
自分の特性を知って、今度は他者を見てみると相手の特性が見えてきて、その他者との違いを認識することで
ぼんやりしていた自分の輪郭が際立ってくる。
ぼんやりしていた自分の輪郭が際立ってくる。
この感覚を次の講座までの生活の中で、なんとなくでも意識しながら生活をしてみると
「あ~この人はこういう性格なのかな?私と違う特性があるわけね・・・」なんて普段から感じられるようになる。
性格の優劣ということではなく、シンプルに違いを認めることで自分も相手も認められるのだ。
心理学を学んだ上で、心の波立ちを抑えるヨガの実践。
一つ一つの動作、呼吸を意識することで「自分」がそこに在ることを感じた。
と偉そうに言ったものの、瞑想の時間でいつも寝てたのは私だ。
ベクトルの方向は内向きへ
この講座を受ける前はベクトルが内から外に向いていたのが、本人も気が付かないうちに徐々に内側を向いてた。
答えはすべて内側にあるのだ。外側にはない。外側にあるのは、人とのかかわり。
そのかかわりに対して自分の心がどう反応するのか。
今までは、その交流に対して勝手な思い込みで過剰反応して
へこんだり、焦ったり、つらくなったり、すねたりするわけで。
へこんだり、焦ったり、つらくなったり、すねたりするわけで。
(ああ、なんて面倒な女だったんだろう。。)
そういえば、講座の最初の頃はヨガの実践も、周りに合わせようとしていたっけ。
呼吸もポーズも何とかついていかなきゃって。外ばっかり見てた。
自分を大切にとは?
講座を受けて、自分の性格を自覚して、人間が欲しているモノ、それゆえ引き起こすことを学んで
いつしか、すごくフラットな視線で周囲を見ることができるようになったと思う。
「ライフスキル」を知ってるか知らないかは自分の人生にとってものすごーーく大きな差だ。
自分のいい状態を自分でコントロールできるようになるんだもの。
自分の心を丁寧に感じ取ってあげて、どうしたいのか?それをどんな行動に結び付けていくのか?
そんな風に毎日を丁寧に暮らしていくことが自分を大切にするということなんだと思う。
自分探しの旅になんて出なくても、いつだって自分はそこにいた。
そのワタシを見つめて、その瞬間たちを大切にしていこう。
自分を大切にする術を身に着けたイマの私は、強がりではなく、
心から”大丈夫”だと思えている。
report by Elly