
自分の周りには、なぜだか理由はよくわからないけれど、魅力的な人っているのだが、今日はその”なぜだか”を解剖してみようと思う。
ついついリピートしちゃう美容師さんだったり、会社の中でも一緒に働いていて気持ちが良い同僚だったり、また飲みたいなーと思う友人とか。
私が魅力的だ~と思う人たちを改めて振り返ってみると…みんな揃いも揃って
「 相手に対して寄り添える」ことに長けていた。
思わずご指名したルーキー
最近、首肩がゴリゴリで腕まで痺れる始末。日中パソコンに向かって一体私は何と闘っているのだろう?と言う疑問と満身創痍の身体を抱えて、某ストレッチ専門店に助けを求めた。
そのお店に通い、日々の見えない敵と闘いボロボロの私を癒してくれるトレーナーさんを見ていて気がついたのは、指名をしたくなる理由はテクニックではなく 「自分を理解してくれているかどうか」だった。
当初、腕までビリビリする体を引きずって駆け込んだため、誰でもいいから身体をほぐしてくれればと指名はせずにいた。
しかし、こ、これは!と思わずご指名したのが、歴4か月のルーキーさん!(ルーキーというのは後から知ったのだけど)
ルーキーさんの施術は力加減の「ほどよさ」と、がっつり伸ばす「攻め加減」が絶妙だった。さらには、自宅でもストレッチを続ける為の動機付けが素晴らしかった。
今までの私はお店で教わったストレッチは普段の生活で続けられないタイプだったのだけれど、それに対して嫌な空気を一ミリも出さずに、ルーキーさんは冷静にヒアリングをしてくれた。
会話の中から相手の生活パターンになじむように考えてくれて、筋トレを優先してしまう私に対し「筋トレ後じゃなくて、前にストレッチをするとより良い筋肉が作れますよ」と アドバイス。
私のライフワークである筋トレの目的に絡めてアプローチされたら「そりゃ良い筋肉が作れるならストレッチもやらねば!」となるわけだ。
さらには、宿題で出すストレッチの数も1つだけと継続するためのハードルを下げてくれる。
人って、他人から言われたことってやりたくないもので、自分がその気にならないと行動しない。
結果にフォーカスしすぎて必死になっている姿勢って案外みんな気がついてる。マッサージでもストレッチでも「リピートされたい(=売上を上げたい)」みたいな姿勢はどうも透けて見えたりして。
効果や結果を急ぎすぎて、宿題のストレッチをたくさん教えてもらっても負担感でしかない。売上を意識しすぎて一生懸命になると、お客様を見ているようで見れていないのだ。
人に寄り添えるようになるには?
さあ、結局のところ、その魅力的な人になるにはどうたらいいのだろうか。私の周りの「人の寄り添うこと」に長けている人たちの共通点は何か。それは「自分をしっかり大切にできること」なんだと思う。
自分を尊重できていない人が、他人を尊重できる?
自分の身体を雑に扱う人が、他人の身体を丁寧に扱える?
経験の豊富な人は他にいたにも関わらず、ルーキーさんを指名したのは、自分のことを真面目に考えて寄り添ってくれたと感じたから。きっとルーキーさんは自分をしっかりと整えることで、相手のことを考えられる余裕を持っていたのだろう。
まずは、自分ファーストで心も体も整えて大切にしてあげよう。
それが魅力的になれる秘訣。
Frau EDU(フラウエデュ)
by Elly