
子どもの頃、お菓子におまけがついていると嬉しかったことを思い出します。
今は雑誌に、カバンやポーチというおまけがついてくる時代ですね。
もし、時間にも「おまけ」があったらどうでしょうか?
といっても1日は24時間と決まっているので、それ以上増やすことができません。
Bump of chickenの「話がしたいよ」という曲の歌詞に
”バスが来るまでの間の おまけみたいな時間”
というフレーズがあります。
これを聴いたとき、「たしかに!」と共感しました。
バスを待っている間にある時間は特にすることがなく、ぼーっと考えています。
今の生活から離れた世界を俯瞰して、
「こんな生き方でいいのかな」
「みんなは何を考えているのかな」
と思いにふけるものです。
たった5分、10分の間ですが。
バスを待つ間以外にも、目的の場所に早く着いたときや、外食で料理が出てくる間も「おまけの時間」でしょう。
そんな「おまけの時間」は、スマホという万能アイテムが出て来て、どんどん無くなってきました。
スマホは、行動の間にある時間を簡単に埋め尽くすことができます。
もちろん隙間の時間に、スマホで調べ物をしたりすることは効率的にもとてもいいことだと思います。
ただ惰性でスマホを触っていることに気づいたときは「ああ、これは課題だなあ」と感じてしまいます。
スマホがない時代によくあった「おまけの時間」は、価値があったと思いませんか?
えい!とスマホを家において、近辺を電車やバスで散歩したり、外食をしたりすると、あの「おまけの時間」に出会えると思います。
散歩日和の暖かい日にぜひお試しあれ!
Frau EDU フラウエデュ
by Yuta