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by 鳥越 雅子
フリーアナウンサー鳥越雅子です。
街中の木々が色づき、四季の中で最も鮮やかな季節となっていますね🍁
同時に、朝晩の冷え込みも強まり、体調管理に気を付けなくてはいけない時期でもあります。
日頃から気をつけていたはずなのに・・・
アナウンサーという仕事柄、喉のケアには神経を使います。お腹が痛くても頭痛がひどくても、とにかく声だけでも整えておけば仕事はできる!というくらいに商売道具として喉は大切にしてきました。
特に、私は体調やその時の精神状態の影響が喉に出やすく、平日はお酒を飲まない、喋りすぎない、騒ぐようなところへは極力行かないなど、普段からかなり神経を使っていました。
11年間のラジオアナウンサー時代、ただ1度だけ声が出なくなり仕事を休んだことがありました。この時は体調を崩していたのと、プライベートで大変な状況に陥っていたことも重なって、朝から声の調子が悪く技術さんに音声の調整をしてもらいながら、なんとかこなしていました。
ところが、時間の経過とともにいよいよ声が出なくなり、急遽、仲間のアナウンサーに交代してもらうことに。
この時の放送局からの帰り道、体調管理ができずに仕事を休んでしまったこと。人に迷惑をかけたこと。情けない気持ちで、泣きながら家まで歩きました。
そこからの4日間は声を出せず、実家に戻り1人でラジオを聞いていたことをよく覚えています。
この時の経験から、いかに普段からの体のケアが重要か実感しました。
工夫していること
私は、朝起きたらまず白湯をいただきます。温度は50度くらい。一度沸騰させたものをカップに入れて冷ましながら、ゆっくり飲むようにしています。体がポカポカと温まってきて、仕事前の喉のウォーミングアップには最適ですよ。お休みの日には、蜂蜜を入れたり、生姜を入れてみたり・・・
司会のお仕事の時、広い会場だったり、人が多かったりすると、喋っている時に急に喉がイガイガしてきたり、咳き込みそうになってしまうことがあります。
こんな時のために、私はのど飴の他にも、清涼カプセルのような口に入れるとすぐに溶けるものも用意しておきます。
最近のタブレットのど飴も優秀ですね!!
合わせて携帯タイプの加湿器も持ち歩いています。お腹はいっぱいで、もう水は飲みたくないし、でもカサカサしてるし・・という時の、喉の乾燥をケアするものとしてはかなり重宝しています♪

子供の頃、風邪をひいたり喉が痛い時には母が水飴大根を作ってくれました。
これを飲んで、首にはタオルを巻いて・・。
ちょっと危ういな〜という時の私の定番スタイルです。
今日から12月。
イルミネーションも合わせて、目に写る景色が1年の中で最も目まぐるしく変わる頃ですね。忙しない月ですが、体のケアをしっかりとして楽しい年の瀬を過ごしたいですね!
Frau EDU フラウエデュ
フリーアナウンサー鳥越雅子